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  • 当初60回分ほどだった「現代都市・まちづくり講座」のプログラムは、その後何度も書き直され、増補されました。ここにあるのは、2009年12月1日のメモに基づく170回分のプログラムです。田村さん自身により講義が行われた第1回〜64回のいずれかをクリックすると田村明講義アーカイブの該当する項目が表示されます。
 

田村明「現代都市・まちづくり講座」ー 都市の過去・現在・未来


Ⅰ 都市の発生とその意味・・・都市文明を問う                  

  1. 都市の誕生---人間はなぜ都市をつくったか  
  2. 人間は都市に何を求めたか   
  3. 都市は誰がつくり維持・運営してきたか   
  4. 人間はどのような都市をつくり暮らしてきたか   
  5. 都市の基盤--人間環境としての自然と都市   
  6. 場所は都市にとってどのような意味をもつか   
  7. 都市の土地とは人間にとっていかなる存在か  
  8. 都市は変動する。その制御は必要かまた可能か   
  9. 都市という文明の本質とその矛盾  
 10. 「都市の時代」の都市---都市文明の課題  
 11. 「まちづくり」という発想はなぜ生れたか  
 12. 「まちづくり」 都市政策の主体は市民政府としての自治体であるべきだ


Ⅱ 世界の都市とその興亡・・・都市文明の歴史−比較都市論 

 13. 都市のはじまり---原始の都市   
 14. 都市の発生と破壊---原始の都市   
 15. 民主制の都市・専制の都市 古代ギリシャとペルシャ  
 16. 帝国の都市---ローマと中国古代都市  
 17. 西欧都市の成立---市民都市の原型  
 18. イスラム都市---宗教都市   
 19. 古代アメリカ都市と独立した文明  
 20. ヒンズーと仏教の都市  
 21. 草原の帝国と都市
 22. アフリカの都市
 23. 日本の都市(1)---古代・中世
 24. 日本の都市(2)---首都としての江戸 
 25. 日本の都市(3)---江戸の都市整備 
 26. 日本の都市(4)---江戸の都市生活1 
 27. 日本の都市(5)---江戸の都市生活2 
 28. 絶対王政の都市
 29. 都市文明の諸形態 
 30. 都市とは何をする所か  
 31. 東西の比較−−日本と西欧

                                       
Ⅲ 近代都市の発生と課題

 32. イギリス産業革命の時代 
 33. 近代都市は産業革命から生まれた 
 34. 古典的都市問題の発生--都市政策の必要性 
 35. 都市の混乱と栄光--都市矛盾の顕在化 
 36. 政策か政治か

                          
Ⅳ 都市問題への対応(西欧)都市思潮①(第二次大戦まで)
 

 37. (欠番)
 38. オスマンのパリ都市改造 
 39. 公衆衛生とチャドウイック 
 40. 田園都市までの産業都市の試み 
 41. エベネーザー・ハワードと田園都市 
 42. 万国博覧会 
 43. ナショナルトラスト 
 44. アメリカのシティビューティフル運動 
 45. イギリスとアメリカの都市計画法制 
 46. ニューヨークのセントラルパークと摩天楼 
 47. コルビジュエとアテネ憲章  
 48. 自動車時代とラドバーンシステム 
 49. 国土計画の動き
 50. 西欧における近代都市への対応の総括


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Ⅴ 近代都市への対応(日本)都市思潮②(第二次大戦まで)


 51. 東京奠都・桑茶政策   
 52. 中央集権体制の確立--廃藩置県・戸籍法   
 53. 銀座煉瓦街計画  
 54. 中央官庁街計画と鹿鳴館 
 55. 東京市区改正条例   
 56. 市制・町村制のスタート   
 57. 土地制度改革 
 58. 都市公園の始まり 
 59. 工業化と公害、スラムの発生   
 60. 幸田露伴、森鴎外、夏目漱石、永井荷風  
 61. 内務省と田園都市   
 62. 都市の心臓つくり 
 63. 都市計画法の制定 
 64. 後藤新平の思想

                      ↑田村明さん講義済み
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                      ↓塾生引き継ぎ
 65. 関一の都市思想  
 66. 都市内交通 
 67. 関東大震災と復興 
 68. 都市美協会・都市美運動 
 69. 山手線と東京の市街地形成 
 70. 近郊鉄道と郊外地開発 
 71. 盛り場の形成 
 72. 地下鉄
 73. ターミナルの誕生(鉄道型都市) 
 74. 都市災害(開発災害)と神戸 
 75. 大都市問題
 76. 大東京市の成立と都市規模の拡大
 77. 東京都制――自治権の制約
 78. 防空思想と都市

                         
Ⅵ 第二次大戦後の都市課題への挑戦


 79. イギリス・大ロンドン計画
 80. ブキャナンレポート
 81. イギリス・ニュータウン政策 
 82. アメリカのフェデラルブルトーザーとジューンジェイコブス 
 83. ソ連の都市建設
 84. 日本の首都および首都圏計画 
 85. 日本の全国総合開発計画 
 86. TVA、南イタリア開発 
 87. 日本列島改造計画 
 88. 首都建設、首都移転(キャンベラ、ブラジリア、東京) 
 89. ブラジリアの実験 
 90. 日本のニュータウン政策 
 91. ドイツの戦後計画   アデナウワー 
 92. ポーランドの都市復興  
 93. 北欧のニュータウン 
 94. パリのデファンス
 95. ブラジルのクリチバ
 

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Ⅶ 現代都市変動の原点

 96. 人間の欲望と限界   利益、権力、名誉、安定、安心、平安、充足感 
 97. 欲望のコントロールは可能か   市民とシクミ
 98. 人間の成長と欲望 
 99. 都市の時代の「市民」とは 
100. 欲望達成・調和のシクミとシステム   権力、資本、自由度、合理性
101. 個人的利益の限界  物的満足・精神的満足  資源の限度  争いの原因
102. 民主主義の意味と課題   勝者優位の緩和

                         
Ⅷ 都市に住むこと


103. 近代都市から現代都市へ   現代都市問題の本質とはなにか
104. 都市矛盾の顕在化   欲望と資源の限界  自由と規制
105. 都市政策の必然性と必要性
106. 都市政策の主体    君主主義、官僚主義、民主主義
107. 政策目標とヴィジョン
108. 人生サイクル――出産、子供、学業、仕事、NGO、老人
109. 集まって住む住み方――相違を認める――都市コミュニティ
110. 最小単位としての暖かい家庭   母親力
111. 住まいとシゴトの分離
112. 住民は市民になれるか   市民の条件
113. 人間交流の場
114. 広場、商業、催し、賑わい
115. 異質の人間を交流させ繋ぎとめるキイ
116. 都市と安全
117. 都市と遊び
118. 都市と水   都市と河川
119. 都市と食料
120. 都市農業の可能性
121. 都市と農村
122. 都市とエネルギー
123. 都市と緑    オープンスペース
124. 自然  自然保護  生物多様性
125. 都市とアート
126. シンボル   市民の連帯、誇り


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Ⅸ 都市の政策対応システム

127.「中央集権」⇒「地方分権」⇒「地域主権」
128. 広域自治体と基礎自治体
129. 完全自治≪道州≫制
130. グローバル化とローカル化   国と自治体の関係
131. 地域経営の必要性
132.「市民の政府」への期待と特色
133.「市民の政府」の運営   財政と負担
134.「基本条例→都市自治憲章
135.「市民の政府」の首長、議員
136.「市民の政府」とNPO
137. 総合調整機能・自治体組織
138.「市民の政府」と官僚制

                     
Ⅹ 政策課題の論点


139. 世界政府と人間
140. 無防備都市
141. 土地総有論
142. 基本土地政策   利用と利益
143. 集中か分散か   都市の境界
144. クルマ社会の行く末   高速道路
145. 高層建築と低層建築
146. 水際線と市民    自然、物流、交流
147. ミナトと都市
148. 空港
149. 都市の地下利用
150. バーチャル化と都市
151. 情報のネット化と人間交流
152. 都市景観
153. LRTと歩行者
154. 歴史的遺産
155. テーマパーク
156. イベントと都市
157. アーバンデザイン
158. アートと文化
159. 祭りとイベント
160. 「まちづくり」の未来
161. 都市と宗教
162. 都市のマイナス(犯罪、薬物、非行、薬害、テロ)
163. 都市の暮らし
164. 弱者保護
165. 太陽と人間生活

                    
Ⅺ 都市は人間を持続的に幸せにできるか


166. 弱い都市、危険な都市、複雑な都市、魅力的な都市
167. 崩壊する都市:建設する都市:変動する都市
168. 平和の条件としての都市    リスクと保全
169. 都市はどうなるか?どうするか?
170. 人類文明の選択肢


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