レジュメ | 39 近代都市は産業革命から生まれた
2006/04/10
1 産業革命と近代都市 1)資源立地→流通立地 2)交通革命と都市 運河網 鉄道 3)都市の外延的拡大 大規模工場の立地 4)都市人口の急増(1801〜44) パーミンガム7 万三千→20万、 シェフィールド4 万6 千→11万 5)労働者用住宅の建設 労働者の発生 都市の変貌 6)農村の変貌 囲い込み 農業就労の減少 農本織物生産の破綻
2 産業革命の歪 1)労働問題 低賃金 長時間労働 幼年・婦人労働 2)都市問題 環境汚染と制御 3)住宅問題 狭小劣悪 4)公衆衛生問題 コレラの発生
3 都市の変質 1)都市の吸引力 異質機能の吸引、 工場生産機能 2)給料生活者の発生 プロレタリアート 売却対象としての労働 3)自立市民の脆弱化 都市コミュニティの崩壊 新しいコミュニティの未発達 4)都市境界の解体 城壁のない都市 スプロール 5)都市の工業生産力 新しい要素の上乗せ 工業生産と都市の矛盾 6)貧困層の発生 救貧活動 社会防衛 4 都市集積の条件 1)交通の要衝 (国内) 鉄道 2)交通の要衝 (梅外) 港湾 原料輸入 市場輸出 3)資源・市場からの距離 4)集積の利益 資本の効率化 5)農地の囲い込みと労働者の流出 6)余剰労働市場としての都市 労働予備軍の集積
5 近代都市の特色??従来型都市の変貌と解体 1)大規模産業の取り込み 工業都市 2)人口の大増加 3)職住の分離 非自立市民=雇用労働者 4)純粋住宅の必要性 住宅地形成 5)領域の喪失 共通意識の希薄化 6)海外との結びつき 国際貿易(原料輸入、製品輸出)相手国産業解体、 奴隷制の拡大(奴隷貿易) 奴隷制資源生産 |
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