レジュメ | 16(18) 帝国の都市——ローマと中国古代都市(都市文明史④)2004/05/15 1 帝国の成立 1)多民族、多宗教の包含・共存 2)軍事力+統治術+統合の意志 ベルシャ→アレクサンダー→ローマ
2 都市国家としてのローマ——ロムルス王(BC753) 1)貴族 : 民衆の対立構図と緊張関係 護民官 2)共和制——ギリシャ都市視察、元老院政治、独裁への警戒、被征服者の受容 3)法の制定と文化——12表法、ローマ法 ローマ文字、ローマ暦
3 帝国の首都としてのローマ——支配と統治 1)「最高司令官(インベラトール)・カエサル・神の子・アワグストス・大神祇官・コ ンスル13 回・最高司令官の歓呼20 回・護民官権行使37 年目・国父」 2)領土拡大と多様性の受容——総督・軍司令官 ローマ市民権、元老院の開放 3)物的装置①支配維持装置——ローマンロード・ハドロアンウオール、城壁 ②基礎条件——城壁、フォーロロマーノ、水道橋、泉、アート ③快楽生活——コロシウム、劇場、大浴場、競技場——パンとサーカス 4)儀礼と宗教——皇帝礼拝(民衆側)、多神教(ヘレニズム、供儀・ 恩恵) 5)帝国の分散——セプティミウス・セレウス帝(193〜211) バース(温泉都市)
4 コンタスタンチノポリス(330)——コンスタンチヌス一世 西皇帝(306) 再統一(324) 1)キリスト教の公認(313) 弾圧 ユダヤ教との区別 ローマ帝国の補強 2)ユスチアヌス(527−585) アヤ・ソフィア(537) イスラムへの影響 3) 2 元世界——帝国の分裂(395) 西ローマ滅亡(476) キリスト教の東西分裂(867)
5 古代中国都市——皇帝の都——天の命令 1)風水 善と悪、光明と暗黒 自然と宇宙の構造に適応 陰陽五行 礼制 東一木一青龍、南−火−朱雀、北−水−玄武、西一金−白虎、中央-土 周礼・考工記「匠人栄国、方九里、旁三門、国中九経九里、経絵九軌、左祖右社、 面朝後市、市朝一夫 重城制一一内城、外郭(羅城) 2)秦——帝国の成立——戚腸(BC221〜202)渭河 五帝+秦皇→皇帝 万里の長城、兵馬俑、墳墓 阿房官 法家 度量衡、車軌の統一、焚書坑儒 封建制→群県制(守、群尉、監御史) 県 (県令、県尉)ー郷一軍(三老)亭(警察) 3)漢——安定帝国、長安(BC202) 周囲25100m 12域内 8街区 東西9 市場 宮殿、官庁2/3 帝工・貴族・官僚の都市 人口30 万人 ダム、運河 4)唐(518〜618〜907)——文化的帝国 長安9721 x 8651 84.1k? 周囲37,7km 南北11 通、東西14通 朱雀大通150〜155m 108 坊、東西市場、人口100万 5)元——カラコルム——大都遷都(1234)——草原から都市へ 「城を構築し君を守り、郭を築造し民を守る」「以城盛民」 |
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