レジュメ |
19(21) 古代アメリカ都市と——独立した文明(比較都市議⑥)2004/10/16
1 四大文明から独立した文明と都市——自立と多様——古代アメリカ——独立した文明
2アメリカへの人類の進出——アジアとアメリカ陸橋35000,25000,13000,11000 前 1)狩猟採集民 11000〜9000年前 南北アメリカ縦断 BC7000 食物栽培 2)栽培植物BC6000 ヒョウタン、BC4800〜3500 トウモロコシ ジャガイモ、トマト 3)分化 ①草原——狩猟採集、②森林——焼畑移動、③首長国、④文明国家
3メソアメリカ——メキシコ・ガテマラ 1)オルメカ帝国BC1200 ラ・ベン夕、サン・ロレンソ祭祀センター 労働力18000 人 ジャガー神 体系的宗教の成立——共同社会の閉鎖性(地母神・自然崇拝)の打破 文化過程の先行 技術の持続と無展開 青銅は祭祀用 2)テオティワカンBC200 1.5km 死者の通り 幅40m 海抜2200m ① 月のピラミッド h42m 太陽のピラミッド h65m+10m 4段 L225m ② シウダデーラ(ケツァルコアトノレのピラミッド)雨神トラロク水の神神官 ③神殿の名声 巡礼者・礼拝者の糾合 商業と交易 大広場(人の交歓、交易) ④ 碁盤の目の居住区(神殿と共存)、職業的工人 400黒曜石工場 土器製作 ⑤農村人口の90%市内居住 チナンパ耕作(人工浮島) ⑥AD〜200大膨張20km 45000人、450絶頂 人口75000〜120000、200000説 ⑦平和都市 城砦なし 人身御供なし 天水依存——不安定——超自然の神 3)マヤ文明 BC250 古典前期250〜600 古典後期600〜900 ①熱帯雨林の文明? テオティワカンの影響 ②オルメカ暦法 20キン、18ウイナル、20トゥン、 20カトゥン(7200 日)、 バクトゥン(14400日=394年) 3113 年基準 ③低地マヤ(トウモロコシ、綿、衣服、土器)チチェンイツァー、ティカル ④高地マヤ(黒曜石、塩、品、メタテ)コパン、カミナルフユ、パレンケ ⑤施設 神殿(ピラミッド) 人身御供・心臓 広場、球技場、宮殿、天文台、石碑 ⑥大センター10000〜30000人(ティカル) 小センター3000 人 ⑦滅亡の秘密? a)期限説 b)高度成長の限界 衝突 攻撃的 強制的→脆弱 4)テノチチトラン アステカ国家 神聖君主 富の集中
4 アンデス文明 3000mの高度と寒冷 1)チャビンーデ=ワンタル 祭杷センター ジャガー神(水神)乾燥と天水 2)モチェ文化150〜 軍事力による強制統制 城砦、大貯水場、灌漑 3)インカ帝国 1300頃〜1535 文字ナシ→キープ アイユ(血縁共同体)+ワカ 王道+タンボ+飛脚 スクレ(階段畑)ジャガイモ、リャマ、アルパカ→トウモロコシ 巡察司 クラカ(首長)+人口の十進分類+双分制 土地三分法(インカ、太陽神、人民) ・クスコ ピューマ 石の技術 ・マチュピチュ 山岳都市 壮大な造景 |
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